三者面談の前のおさらい
三者面談に準備する
明日の日曜日、私の塾では三者面談を計画している。私のような素人塾長では対応がつかないことが多いので、本部の副部長が来室して[塾長を]指導してくれる事になっている。しかし、経験豊富な教務の副部長とは言え、塾生の細かいデータ、学習状況まで知っているわけではない。と言うことで、先日来準備万端怠りなし、と言うのは嘘で、ばたついていることおびただしいのが現状。
これでは、若い学校の先生が、多くの仕事を押し付けられ、生徒の親からも責められ、上司である、先輩の教師からも「貴方何も知らないで、何をやっているの?」なんて虐めに遭い、自殺に追い込まれるのも分かろうもの。
学習状況のフォローとは?
生徒は最低限、月4回の授業を受ける。3教科では、月に12回の授業を受ける。それぞれに対し指導があり、結果が記載されるノート(シート)が、学習状況の記載シートである。
今月、大々的な改定を行った。要するに、学習状況が、点数ででるようにしたのだ。宿題を何問やり、その内正解は何問。授業中に課題を何問やり、正解は何問?
出来なかったことは何ですか?理解できたことは何ですか? こんなものは、数値で出るものではないのだが、数値化しないと何とも説明がつかない代物。ということで、10月に改定して、講師の先生の負荷を増大させている。しかし、何と言おうか、記載が丁寧で、細密である我が塾の講師陣は、丁寧な記述を続けてくれている。
これらのデータ(単元毎の理解度を数値で示す)をコンピュータ処理をすれば、ある程度単元毎の理解度が分かろうもの、と考えるのは素人です。
中学生で何が問題か?
中学生の生徒たちで、何が問題なんだろうか? 単元毎の理解度も問題かもしれないが、実際はそうではない。今までの学習全てが問題になりえる。すなわち、数学で言えば、小学5年、6年の計算、小数、分数の計算、約分、通分、そして因数分解、などなど。中学一年生までの勉強の結果が、中学2年、中学3年で影響してくる。
それに対して、なぜ?って問いを発すると、「部活ヘの専念度」が上がってくるのは、以前指摘した通り。部活が全てと言うような課外活動をしていると、通常の授業のフォローはおろそかになる可能性が高い。全ての生徒に対して共通している問題ではないので、可能性が高いと言う表現になる。
文武両道は好ましいが
私は、武道の強制は反対だ。選択科目としてあるのは良いだろう。部活で剣道、柔道、空手などがある。我が塾でも、これらの初段をとっている若者も多い。すごいすごい。拍手喝采。
でも、両立するのだろうか? 何か、内申制度がおかしいような気がする。
神奈川県の高校受験は、前期入試は「推薦」です。約半数の生徒は推薦で合格。事前にすり合わせるから、推薦に合格するレベルの生徒はほぼ全員合格。だから、内申点を挙げることに一生懸命になるわけです。部活しかり、部活での県大会出場などの栄誉を受けると、それが、吹奏楽であれ、サッカーであり、何であれ、内申点は、平均1上がる。3が4に4が5になります。すごいです。だから、部活の指導教授は一生懸命です。鬼軍曹のような感じ。(見たことが無いので失礼ね!!)
私は、学齢に応じた学識を備えて欲しいと思います。
部活専念は重要です。体力勝負が明確な今後の人生において、体力を鍛えることなく、精神力を鍛えることなく、knpter(略しています)にかじりついている人は、問題を起す可能性が高いでしょう。人とのコミュニケーションは大切です。
ですから、塾長である私は、毎日、生徒さんに声掛けをします。教室を回って、生徒さんの状況をフォローし、会話を交わします。これは私の義務です。
でも、勉学は私自身が全て係わることは出来ない。だって、学校から帰ってきて、6時から、7時から、8時からの時間が週に2~3回私のところに回ってくるだけ。個別指導ではなく、集団塾に通っている生徒さん達は、きちんとフォローされておれば問題がないかも知れないが、安価だからだけで、学校の教室をちょっと小規模にしたような環境で、果たしてその成果が得られるでしょうか?
部活に消費されてしまった時間は取り返しがつきません。ですから、計算、漢字、英単語等々の基礎的な学力が不足してしまう可能性が高いのです。
どうか、基礎学力だけは、中学校の低学年の間に着けて欲しい
私は、生徒さん達の将来のことを考えます。体力・精神力が必要です。自立が必要です。ある程度の常識が必要であるし、コミュニケーション能力が必要です。虐めに遭ってもそれを解決するだけの支援体制が必要でしょう。それは、学校に期待する以外方法はありません。
そうすると、私たちの塾は何をするの?
- 主要教科の基礎的な学力を確認する
- 不足している場合、まず第一にそれを中心に強化をする
- 単語帳を活用し、漢字、英単語、英語の活用、イディオムなどを覚えるよう指導する 単語帳を活用した勉強は、強制しないと非常に意志の強い生徒しかフォローできません
- その上に、単元毎のフォローがあります
- 計算では、省略算が必要になります。分数にして約せる数は約します。計算の時間を出来るだけ少なくします。
- 解答の手順は、省略することなく、きちんと紙に記載するように指導し、試験の時は見直しを指導します。
- 文章力は大切です。しかし、小学生の時代から、本を読むのが好きな子供は少ないです。中学校でも本を読みません。 本を読まなければ、当然文章は書けません。
- 仕方がありません。作文添削教室で、毎月一回でも文章を書く練習をしてもらいます。
このような努力がどの程度の期間で実を結ぶのでしょうか?
私は人生が中学校で決まるとは思いません。晩稲(おくて)の人もいます。早稲(わせ)の人もいます。人それぞれです。中学校で、特に男子生徒は急速に身長を伸ばします。そして、男らしい風ぼうを身に付けて行きます。これはびっくりすることです。
しかし、頭脳、生活習慣はそんなに急激に変わりません。だから、地道な努力が必要なのです。それを担当するのは、家庭学習であり、個別指導だと思っています。我々の個別指導塾はカンフルではありません。徐々に効果を発揮する、個人に最適な指導を与える教育機関であるとの認識をしています。
だから、自信を持って、明日の三者面談に臨むことが出来ます。
ご静聴ありがとうございました。
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